
バクテロイデス菌は悪玉菌であると言われていますが、人間にとって大事なビタミン合成や免疫活性に役立つとも言われる ため日和見菌(善玉菌と悪玉菌のどちらにでも変化する)の一つとくくる人もいます。人にとって有用な働きがあるにも関 わらず、なぜ悪玉菌と呼ばれるのか。それは有害物質を生成する菌の代表だからです。特に、体力が落ちているなど体が弱 っている時にこのバクテロイデスが大量に増えた場合は重大な問題を引き起こしかねません。
バクテロイデス菌が生成する有害物質とはアンモニア、硫化水素、アミン、フェノールなど。これらの腐敗性物質は、口臭 や体臭などの悪臭の原因となっている場合もあります。しかし最も問題なのは、発ガン性物質を作り出してしまうこと。良 い面もある反面、発ガン性物質生成とはちょっと穏やかではありませんね。腸内環境のバランスを上手にとり、このバクテロイデス菌が増えないような生活をすることが便秘解消にもつながってくるのです。
悪玉菌がどのように有害物質を作るかというと、動物性脂肪やタンパク質のカスを餌に増えてゆき有害物質を作り出します 。ここ数年は家庭でも洋食傾向が強まり、食物繊維が豊富な根菜類などが食卓にあがらなくなってきていることも原因のひ とつでしょう。肉類を多く摂る人は悪玉菌優勢の毒素がたまった腸内環境へと導きやすくなってしまっています。ストレス や運動不足もまた便秘の原因。できるだけ便意をもよおす運動と食生活を心掛けることで善玉菌の多い便秘知らずの腸に!